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おぐりまさこblog。俳優業とデザイン、
仕事と趣味と日常のいろいろ。
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空宙空地 4都市ツアー閉幕。まずはお礼を、つらつらと。

またも久々の記事になっちゃいましたが。

 

 

空宙空地 4都市ツアー短編集
「ふたり、目玉焼き、その他の日常」

津公演に始まり
大阪公演
東京公演
そして最終地の名古屋公演。

 

無事、全て閉幕いたしました。

 

(写真/二人芝居『ふたり、目玉焼き、その他の些細な日常』Aバージョン)

 

お礼を言いたい方々があまりに多すぎる公演です。

まずはやはり、
津あけぼの座の油田晃さん。

まさにツアー決行の背中を押してくださり、そしてお忙しい中、常に気にかけては繊細にフォローいただいてました。


準備段階から閉幕までずっとです。

 

それにこんなに早く、
空宙空地として都市を回るとは…!
油田さんの後押しがなければ実現はありませんでした。

 

(写真/二人芝居『ずるずるひやむぎ』)

 

 

そして、現場サイドの平岡さん…!
もう本当に、頭が上がりません。

どれだけのご無理をさせてしまったことか。
それなのに、いつも笑顔で細やかに隅々まで気にかけていただき、そう、まさに身を粉にして。
この方がいなかったら、とてもじゃないけど現場は回りませんでした。

 

そんなご無理を引き受けてくださった、山中さん始め、現場サイドさん。

4都市ツアーの立役者は、実はこの方々なのです。

津公演では多くのお客様に声をかけていただき、客席に賑わいと笑顔をくださったのも、津あけぼの座さんと現場サイドさんです。

 

信頼されている人の声
というものの大きさを感じる、津公演でした。

 

(写真/二人芝居『ふたり、目玉焼き、その他の些細な日常』Bバージョン)

 

そして大阪公演では。

一人芝居フェスでお世話になってる相内プロデューサーやライトアイ笠原さんの細やかで懐の大きなご対応!

そして、SNSなどでずっとずっと、熱い後押しをし続けてくださってた、大阪クリエイターの皆さん!すごくたくさんの、仲間!!!!

2013年から一人芝居フェス「INDEPENDENT」に関わり、そこから広がった繋がり。

このフェスで手に入れた一番の宝物は、この仲間との出会いと絆です。
と、一方的に思ってますが、絆で…あっておくれ(笑)

という意味では、あたしを最初にINDEPENDENTに連れて行ってくれた岸☆正龍さんも恩人です。

 

(写真/一人芝居『如水』)

 

東京公演では、たくさんのお客様に観ていただく機会をくださり、終始支えていただいた、こまばアゴラ劇場の皆さま…!!!

本当に、貴重な機会をいただきました。
そしてたくさんのお客様に楽しんでいただけたようで…!
厚い熱いご支援、本当に感謝いたします。

こんなに早く、「空宙空地」としてアゴラの舞台に作品乗せられるとは。

 

そして名古屋公演。
またもいろんなわがままを聞いていただき、
渡航前にご無理をお願いしてしまっても
笑い飛ばしてくださった七ツ寺共同スタジオの吉戸さん。今回も本当にありがとうございました!

 

そうそう!
七ツ寺共同スタジオ、ものすごく居心地の良さが増しております。

どんどん便利で快適に…!
キッチンもすっごい綺麗で使いやすくなってます。
もくちゃんありがとう!

吉戸さんや西杢比野さんによりどんどん進化してる七ツ寺共同スタジオです。

 

(写真/二人芝居『サプライズ』)

 

そして、アフタートークに来ていただいた

カヨコの大発明の二朗松田さん、
渡辺源四郎商店の工藤千夏さん、
百景社の志賀亮史さん、
iakuの横山拓也さん、
劇団あおきりみかんの松井真人さん、
てんぷくプロの小熊ヒデジさん。

なんて豪華な顔ぶれ!

 

(写真/一人芝居『ストーキングブルース』)

 

さらには、大阪1ステージだけ、てお願いしておきながら、結局名古屋にも来てもらってしまった、大阪クリエイターチーム版「サプライズ」を上演してくださった
彗星マジックの勝山修平さん、
bagdadcaféの一瀬尚代さん、
立花裕介さん!

本当に貴重なお話をいただいたり、素敵な上演していただいて、
お客様もとても楽しんでいただき、感無量です。

 

(写真/大阪クリエイターチームと、本編出演者)

 

ああ…!まだまだ書ききれません。

 

素敵な照明をめちゃくちゃ短い準備時間で仕込み、作品を創り上げてくれた照明チームの今津くん、長坂さん。

バタバタで当日の制作が間に合わないあたしを支え、ツアーを支えてくださった、やよいさんや涌井さんPONさんはじめ会場スタッフの皆さん。

 

で、やはり、
今回のツアーで、出演しながらも演出として
最後まで妥協せずに作品を練り続け、作家として改稿も重ねていた関戸さん。

本当にお疲れさまでした。
そして好い作品をありがとうございました。

 

(写真/『LAST TRACK』)

 

そして何よりも。
たくさんの、ご贔屓いただいているお客様…!
いつもいつも、あたたかく深い愛をありがとうございます!

 

さらに、初めて観ました、また来ました、来てよかったです、とかけてくださるお言葉や、笑顔で劇場を後にされるお客さまの姿は、空宙空地にとって〜そして代表・プロデューサー・俳優としてのあたしにとって、やはりとてもとてもかけがえのない宝物です。

今回は、各地で、普段は舞台に関わりを持たない友人たちにもたくさん来ていただけて、さらに楽しんでもらえたみたいで、本当にほっとしております。

 

私たちが創ってるものは、観ていただいて初めて「作品」となります。

これからも、より多くの方に観ていただけるよう、一歩一歩、足場を固めながら前へ進んでいかねば、と強く思ったツアーでした。

多くの愛情や心をいただいた旅でした。

そういう意味でも、あたしにとって、とても実りの多い経験でした。

このご恩を返していかねば。
あたしも誰かを支えられる人間にならねば。

 

(写真/二人芝居『サプライズ』大阪クリエイターバージョン舞台セット)

 

つらつらとしたご挨拶になってしまいましたが
皆さま、本当にありがとうございます。

空宙空地は、今日からまた次の作品に向けて準備を始めます!

 

次はばかなる企画!
二週間後!

えっ!?
に、二週間後!!??

が、ががががんばります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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高校演劇愛知県大会。高校生の、そして元高校生の皆さんへ。

2017年度 高校演劇愛知県大会。

上演校の皆さま、実行委員、講評委員の皆さま、

応援ご助力いただいてた皆さま、お疲れさまでした!

 

専門助言者として参加して今年で三年目。

 

任期が満了となりました。

刺激的で気づきのたくさんあった三年間でした。

皆さん、本当にありがとうございました。

 

自分に務まるか不安で毎年ドキドキでしたが「来年は関われないんだ」と思ったら、なんだかとても寂しいです。

もっといろいろ、みんなと話したかったなあー。

 

あたしは何か届けられただろうか。

あたしが居る意味は残せただろうか。

まだやれることはないかなと考えて、

いま渡せることを言葉に残しておこうと思い、これを書いてます。

閉会式前の講評や、講習会でお話したこととも、重なってますが。

 

部に入ったきっかけや動機も、すごく色々あると思います。

演劇が好き、仲のいい友達に誘われた、他に心惹かれるものがなくて、とか、もしかしたら模型が好きで舞台セット作りたくて、とか。

 

そんな皆さんや、そうじゃなくて演劇部に関わってない皆さん、卒業した皆さんにも。

これからお話するのは、あたしが疑問に思ってたことや、3年間でみつけたことをお話します。

あくまであたしの私感ですが。

 

それは、大きく分けて5つ。

 

◯「高校生らしい」って。一体なにさ。

◯違和感に背を向けないで。

◯複数の人と一つのものを作るのが苦しいときの「魔法のことば」。

◯皆さんにはその力がある。

◯好い上演を届けるために。(演技編)

 

では、まず。

 

 

◯「高校生らしい」って。一体、なにさ?

 

この三年間、上演校の皆さんや生徒講評委員、顧問講評委員から、すごくたくさん出てたこの言葉。

高校演劇大会の審査項目の中に「高校生のための脚本」という言葉もあって、これをどう捉えるのか。にも関わってくるお話です。

そのことについて、あたしなりにこの三年間、考えてました。

 

それで、ああ、もしかしてこういう風に捉える言葉なのかな、と。

 

高校生が「 観 て 」

「おもしろかった」

「すごかった」

「なんか考えちゃった」

 

つまりは

 

「自分たちがやりたいことを追求してみる」

 

ことかなと。

 

じゃあ、やりたいことって?

 

いろいろあると思います。

 

知ってほしい思いを伝えたい

カッコイイ!と感じたことを体現してみたい

衝撃的だった事実を知ってもらいたい

誰もやったことのないことに挑戦してみたい

 

きっと、他にもいろいろ。

 

大事なのは、

 

「したい」を「する」こと。

 

楽しいことや悩みって、年代で変わっていくと思います。

 

戦隊ヒーローに憧れたり、

魔法使いになれますようにと祈ったり、

自転車乗るなんて絶対無理!と悩んだり、

デートの妄想をして舞い上がったり、

言い過ぎちゃってヘコんだり。

 

じつは、大人になってもそうです。

 

仕事の失敗を明日どうやって上司に報告しようか考えて眠れなかったり、「結婚だけが幸せと思ってない」って親に言えなかったり、独りで命を落として誰にも気づいてもらえなかったら、と怖くなったり。

 

だから、今この時に皆さんが心惹かれたり、悩んだりすることは、きっとこの時限定の尊いものです。だから、直感でいいので、興味を惹かれたものと向き合ってみてください。

 

「大人の葛藤」に興味があれば、それに向き合ってみるのも、ありなのです。

そしてそれを表現するのに、どの形がいいのかを、そこから考える。

学園ものなのか、SFなのか、史実劇なのか、はたまたコンテンポラリーダンスを用いるのか、能楽の様式を取り入れてみるべきか。

形式はどんなものでも良いと思うのです。

それに興味があって、「やりたい」ことで、「表現したいこと」と相性が好いならば。

 

そのかわり、「なぜそれをやりたいのか」と聞かれた時に、他の人たちにそれを説明できるよう、動機を言語化しておく必要があります。

興味を持ったものを、とことん調べることも大切です。

じゃないと、客席に…いえそれ以前に、顧問の先生にも、伝わらない。

 

顧問の先生方が「それを高校生がやるのはどうなんだろう」

という言葉を投げるとき。

それは、やりたいことを妨げてるのではなく、あなたたちを心配してるんだと思います。

「新しい取り組みをする彼らが、行き詰まったり失敗して傷つくんじゃないかな」と。

 

でも、何をやるにしろ、壁は必ずやってきます。

 

だからこそ、私たちは大丈夫!という強い信念を持てる「本当にやりたいこと」に向き合ってください。「やっぱり無理だよねえ」で片付けられないほど、強い信念を持てるものに取り組むと、その壁をみんなで崩す力が強くなります。

 

入り口は「なんとなくそう思った」「なんとなく惹かれた」でいいんです。

そこから「なぜ自分はそれに魅力を感じたのか」を徹底的に探って、言葉にしてみてください。

 

言葉にしてみて「なんか違うな」と思ったら、もう一回、他の言葉を探してみる。そうやって、一番ピンとくる伝え方を見つけたとき、その台本の何を伝えればいいかという、演出プラン、美術プラン、演技プランも見えてくるはず。

 

何かを始めるとき、行く道の先はたくさんに枝分かれしていて、実はその先には。

 

枝分かれした道の先には

どれを選択しても

必ず

壁はあります!

 

だから、それをみんなで壊す強い力が必要で、それは、「やりたい」「やるんだ」という信念が強いほど、大きな力になるんです。

 

それに、どうせ壁を崩さなきゃいけないなら、自分たちが本気で取り組めるものを選んだ方が良くないですか?

 

そして、取り組むからには、取り組んだことで満足せず、

客席にそれを届けなければなりません。

それを覚えておいてください。

あとでまた、このお話をしましょう。

 

 

次に。

 

 

◯違和感に背を向けないで。

 

自分たちのやってることに自信を持ってる人たちから出てくるものの説得力っていうのは、やっぱりとてつもなく強いです。

 

じゃあどうやったら、その自信は持てるの?

 

自信を持つためには、「感じてる違和感」を「みんなそのこと言わないしな」とか、「こんなものなのかな」というふうにほっとかないことです

 

放っておくとそれが最後までしこりになって、

「あれ…これでいいのかな」っていう迷いになります

そしてそれは、演技や演出やさまざまなプランに「自信のなさ」が透けてみえてしまう素になってしまいます。

 

本番が近づけば近づくほど、時間がなくなり、固まってくるので、どんどん言いにくくなります。そして、言えないフラストレーションが、さらに疑問を大きくして、自信を持つ邪魔をしてきます。

 

疑問や違和感は小さなうちに、がんばって口にしてください。

その上で、「他の人が抱いた違和感について」も考えてみる。

 

納得するまで、「なぜ違和感を感じているのか」を考えてみる習慣がつくと、大勢の人と一緒にモノづくりをする楽しさが、もっと増えるかもしれません。

 

言い出すのはとても勇気がいることかもしれませんが、一歩踏み出してください。

 

 

 

◯複数の人と一つのものを作るのが苦しいときの「魔法のことば」

 

それは、「ありがとう」

 

これは大人ですら忘れがちな、とても大切な言葉です。

大人になった今でこそ、これは「魔法のことば」だと思います。

 

相手が1人でも100人でも、誰かと一緒に何かをするときに

この言葉〜というかこの気持ちを、忘れないでください。

 

複数の人と一緒に何かをするとき、あなたが「もぉー!いっぱいいっぱい!」て時期は、周りの人たちも同じように、大変なことを抱えてる時期です。

あなたが何かに苦しんでいるときほど、周りの人がしてくれてる努力や協力や心配りをみつけることをがんばってみてください。

そして、それを、ひとことでいいので「ありがとね」って伝えてみてください。びっくりするくらい、自分の悩みを助けてくれる力が近寄ってきます。

 

 

◯皆さんにはその力がある

 

何かに取り組んで、競うこと。

すっっっごい大変だったと思います。

しんどい思いを、めっちゃしたと思います。

 

人と意見が合わなくてすごいストレスだったり、

何を考えてるのかわからなかったり、

努力したのにうまくいかなかったり、

次から次へとトラブルが発生して足止めをくらったり。

 

実は、懸命に取り組めば取り組むほど、それが多くなってく気がしたんじゃないですか?

 

それは当然です。

それだけ真剣に向き合ったからなんです。

細部まで、気になっちゃうからです。

 

今回の愛知県大会では、講評にあたって初めての試みがされました。

生徒講評委員と顧問講評委員、専門助言者が、始めから一緒に作品についての講評をしました。

 

初めのうち、生徒講評委員の皆さんは、

「こんなこと言っていいのかな」

「正解はどれだ?」

「すごく感じたことがあるのにうまく言えない」

って悩んでるように見えました。

 

でも最終日には、同一人物とは思えないほど威風堂々と意見が言えるようになって、それはとても説得力があるものでした。

顔つきも声の張りも全然違いました。

 

みんなの信念が変わったわけではないです。

伝え方を身につけて、考え方に幅ができて、他人の意見に対してちゃんと思いを汲んで想像して、それでも違うと思う意見は堂々と伝える。

 

すると顧問講評委員も専門助言者も「なるほど、そういうことだったのか。うんうん、わかる気がする」と意見を変える姿も。

 

つまり皆さんは、専門家や大人や先生を納得させる思いを持ってるのです。

それは、観客席に座っているお客さまに対しても、そうです。

 

納得させるには、説得する力が必要です。

その力は主にこの三つでできてると思います。

 

まず大切なのは

思いの大きさ

そして、それを伝える勇気

最後に、それを伝える技量です。

 

時には伝え方を失敗してうまく届かなかったり、ああ、そういう見方もあるのかと知って悔しくなったり、もうなんで自分だけこんな大変な思いを…!てやめたくなったり。が、あったかもしれません。

 

でも彼らは全員、最後まで成し遂げました。

これはすごいことだと思います。

 

「成功」の反対語は「失敗」と思うかもしれません。

でもあたしは、「成功」の反対語は「何もしない」ことで

「失敗」は「成功」を目指した人の道の上にぽこぽこ空いてる落とし穴だったり、壁のような山だったりする気がします。

 

皆さんには、それをする力があります。

 

 

◯好い上演を届けるために。

 

最後に。ここからは技術的なお話を少し。

あたしは俳優の専門助言者だったので、そのあたりを。

 

好い俳優ってどんなでしょう。

 

やることはたくさんあります。

考えなきゃいけないこともたくさんあります。

演じ方もたくさんあります。

それは、どんな表現をするのかで変わります。

 

例えば日常会話劇であれば、

「いま何の話をしているか」

「それをどう思っているのか」

「相手をどう思っているのか」

「どんな集団なのか」

などなどを適切に伝える演技。

 

この時に大切なのは。

例えば身体のあり様は、日常に近いものの方が伝わりやすいです。

よく、「手をどうしたらいいかわからない」という話を聞きます。

あたしも昔、困った時期がありました。

この時参考にした方がいいのは、日常の自分たちです。

ともだちの話聞いてたり、先生と話したりするとき、手のことあんまり考えてないですよね。

それがヒントです。

何かに集中してる時、あんまり他のところ、動かなかったりしてます。

 

言葉を発する時は、「誰に話しているか」や「何を伝えたいか」を忘れて感情だけが上がってしまうと、

言葉は相手役にも客席にも届きません。声が必要以上に大きく早くなり「何やら音が反響してるな」としか聞こえなくなってしまいます。

 

さて変わって。

日常から離れた世界を表現したり

時代劇や様式美を用いた作品を演じる時には、上のセオリーの一部は有効ではなくなります。

 

動きを極限まで減らして首や手の動き一つで感情や状態を表現したり

逆に大きな動きで感情の揺れを表したり。

 

言葉も抑揚や感情を抑えて言葉を丁寧に投げることで、観客に想像させたり。

 

ミュージカルであれば、感情が高ぶった先に歌があります。

ショーを見せるには、感情の発信を大きくする必要があり、

発信を大きくするためには

感情を大きく持っていないと形に力がなくなり、スカスカになってしまいます。

 

つまり、その作品をどう表現するかで、するべき演技は大きく変わります。

 

正解は一つではありません。

じゃあどうすればいいのか。

 

いろんなジャンルの作品を観てください。

今まで観たことなかったものの中に、あなたのやりたいものがあるかもしれませんしね。

 

最初は動画でもいいと思います。

気になるものがあれば、頑張って生で観て肌で感じるのが一番好いですが、

なかなかそんな時間もお金も・・・大変だと思うので。

そして、「作品を観てもらって、思いを届ける」のに大切なことをもう一つ。

 

60分間という時間、興味を持ち続けてもらうのはとても大変です。
皆さんも授業中、話聞いてる間に眠くなるときと、前向きに聞けるとき、ありませんか?

眠くなるときは、
途中で話が追えなくなったり、
興味がなくなったり、
「テスト近いし聞かなきゃ」って思ってたりするときが多くないですか?
もちろん、おなかいっぱいの時もありますが(笑)

逆に聞けちゃうときは、話がおもしろかったり関心があることだったり。

演劇作品も一緒です。
60分間興味を持ち続けてもらう。
これはとても大切で、大変なことです。

ここはどこで、これは何の物語で、今は何を見せるシーンなのか。
それを、俳優も音響も照明も演出も、みんなが統一見解を持っていることも、観続けてもらうための大切な要素です。

やることたくさんありますね。

「思いを届ける」って、とても大変なことです。
でも苦しんだ分、届いたときにはステキな気持ちになれるでしょう。

 

最後に。

 

皆さん。

 

可能性をとじないでください。

投げかけられた言葉の意味は広く取って、

どんどん挑戦してください。

 

意見が合わないときは、

「それって、どういう意味だろう」

ていうことを、一度は前向きに考えてみてください。

そしてやっぱり違和感があるときは、それを伝えてください。

 

でも、他人が大切にしてることも、雑に扱わないでください。

逆の立場だったらどうだろう。と、一度は考えてみてください。

 

一つの作品を何カ月もかけて

複数の人間と一緒に

あれこれ悩んで創ってきた皆さんならば、

賛同するかどうかはさておき、なんとなく、ぼんやりでも、あたしが言わんとしてること、わかるんじゃないかな、と思います。

 

長々と書いちゃいました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

 

高校演劇愛知県大会に参加していたこの三年間、

本当に色々な気づきをいただきました。

そのお礼と言ってはなんですが、

これからの未来に、

少しでも、何か参考になれば嬉しいです。

 

本当にありがとうございました。

 

未来に幸あれ!

 

これからも応援しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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札幌に、コンカリーニョに、道民の皆さまに感謝を。

コンカリーニョプレゼンツ
二人芝居フェスティバル「ペアプレイパレード」無事閉幕しました。
ありがとうございました!

 

 

INDEPENDENT:SPR14で

「ウィザードリーマン・ビギンズ」の演出として初めて行ったコンカリーニョ。

一目惚れした劇場。

 

INDEPENDENT:SPR15には「ライト」で

そして昨年はINDEPENDENT:3SSで「如水」で

俳優として立てて、

「また立ちたい!」と切望してたコンカリーニョ。

 

 

今年も立てました!

感謝感激です。

 

そして

空宙空地としては

空宙空地「ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常」も

他の作品同様、楽しんでいただけたようでほっとしております。

 

 

 

異常気象で、7月としては125年ぶりの気温の中
奔走していただいたスタッフのみなさま
そして何よりご来場いただいたみなさま、
本当にありがとうございました!

 

 

Twitterにいただいた感想をまとめさせていただきました。
あたたかいお言葉、重ねてお礼申し上げます!

 

そして、大阪から駆けつけてくださったアコガレの制作者、笠原さんや

札幌の舞台人、戦友たちにも観てもらえて、ほんと嬉しかった!!!

 

 

 

今年、急きょ立ち上げられた新企画の幕開けに立ち合えたこと、誇りに思います。

今後も発展されますように!!
心から願っております!

 

空宙空地は、今後も道民の皆さまにも好い作品をお届けに行けるよう、精進して参ります!

4年連続、あの劇場に創作者として関われたこと

奇跡と思わず、縁と思いたい。

 

そしてこれからも、この縁が続くこと、

道民の皆さまに創作者としてまたお会いできる日を

ハッキリと脳裏に描きつつ。

 

努力を続けます!!!!

 

 

今後とも変わらず応援お願いいたします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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演劇に精通した方にも、馴染みのない方にも〜空宙空地〜

またもご無沙汰です。

 

あと二週間ちょっとに迫る公演をご案内させてください。

 

クウォリティは高く、敷居は低く。

 

「笑っちゃうほど滑稽で、

 泣いちゃうぐらい いとおしい。」

 

日常の疲れを忘れて楽しんでいただける、
ジェットコースターヒューマンコメディドラマ!

 

和やかで落ち着いて過ごせる劇場「津あけぼの座」で。

 

全ステージおやつつきで、リラックスしてお楽しみください!

 

 

 

そして今回の見どころはこれ!

↓↓↓↓↓↓↓

 

〜初!
作家・関戸哲也の人生を覗き見る
自伝的フィクション〜

 

名古屋市民芸術祭2016特別賞受賞後初
今年唯一の
長編書き下ろし作品上演

 

本年の空宙空地長編上演はこれのみ

 

です。

↑↑↑↑↑↑↑

 

会場は、全国各地から優れた作品を招聘し、

その上演ラインナップや劇空間、試みなどで

全国的に注目を浴びている津あけぼの座」。

 

名古屋駅からだと、乗り換えなしで約1時間。


昼間は特に混雑と逆行してるため、
ゆったりゆったりの電車ゆらり旅に!


近鉄江戸橋駅から◉徒歩2分弱◉の好立地!

 

「ちょっとした小旅行気分」でご来場いただき

劇場でたくさん笑って

帰り道ではじっくり物語を思い返し、

浸っていただける時間になるかと思います!

いえ、いたします!

 

ぜひご来場、ご検討くださいませ。

 

▪「可笑しみと傷み」 
▪これまでで一番大きな
▪振り幅で描く    
▪ジェットコースター 
▪ヒューマンドラマ  

 

☆全ステージおやつつき☆

 

 

===作品紹介===
〜兄ちゃんはいつもカッコよかった。
ヒーローだった。
僕は兄ちゃんみたいになりたかったし、
カッコ悪いところは見たくなかった。
兄はいまでも僕のヒーローで、
それでいて、そばにいてほしくない人になった。〜

笑っちゃうほど滑稽で、泣いちゃうぐらい いとおしい。
とある兄弟の人生を駆け抜ける物語。
弟リョータの、兄への思いが
リョータ自身の中で大きくうねって
観客席を呑み込みます。

客演陣はもちろん、実力派揃い!
好い時間をお届けすること、お約束いたします。
==========

 

▪▫▪以下、今回の会場
津あけぼの座ホームページより▪▫

 

津あけぼの座がおすすめの演劇を招聘するAゲキシリーズ。Vol.33は、愛知を拠点に活動する空宙空地が3年連続で登場。これまでに短編集の上演を行ってきた空宙空地。
今回は長編作品に挑みます。空宙空地は、昨年、名古屋市民芸術祭特別賞受賞。
今回は、受賞後最初となる関戸哲也の長編書き下ろし。
関戸哲也が描き出す、ヒリヒリとした人間の孤独感と、その裏返しとも言えるスピード感あふれる会話のやりとり、今回もお楽しみください!兄弟をめぐるジェットコースターヒューマンドラマ。津あけぼの座にいよいよ登場です!!

 

 

====以下公演詳細=====

Aゲキシリーズvol.33
空宙空地「声にならない」
2017年6月24日(土)・25日(日)
@津あけぼの座

 

【作・演出】
関戸哲也(スクイジーズ/空宙空地)

 

【出演】
二瓶翔輔
棚瀬みつぐ
竹田淳哉(妄烈キネマレコード)
丹羽一美
おぐりまさこ(空宙空地)

 

【料金】
一般前売 2200円(当日券 2500円)
U-22  1200円(当日券 1500円)


※U-22は22歳以下の方ならどなたでも適用されます。劇場精算時に22歳以下であることを証明するモノ(免許証・保険証・パスポート・学生証など)をご呈示下さい。
※前売・予約で予定数終了の場合、当日券を発売しないことがありますことをご了承下さい。

 

【日時】日時指定・全席自由
24日(土)14:00・19:00
25日(日)14:00
※受付開始・開場は開演の30分前
※未就学児童の入場不可
※全ステージおやつつき

 

【作・演出家より】
今回はあけぼの座での空宙空地初の長編です。
初めて兄弟を題材にしました。
これまで、女性の人生を描くことが多かったのですが、今回は男の人生を描くことへの挑戦です。
これまで自分の体温が作品に伝わり過ぎるような気がして題材として避けてましたが、踏ん張りどころとあえてのチャレンジです。
僕のため息のような温度と湿度が作品に加えられることでしょう。
ため息とともに空中に吐き出される心震える声にならない言葉の数々を、温度を感じとって頂ければと思います。
作・演出 関戸哲也


=============

 

詳細・ご予約は

空宙空地公式サイト
にて。

 

この記事にコメントや、直接DMにメッセージいただいてもご予約承ります!

 

席数がかなり限られている上、日曜にご予約かたまってきてます!
どうかお早めにご検討くださいませー!

 

 

長々とすみません(汗

 

初夏の津あけぼの座で!


お待ちしております!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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クリエイション、オプショナルツアー終了。

またまたずいぶんご無沙汰の投稿になっちゃいました。

まもなく三月も終わりですね。

昨日、
「名古屋発0泊8日の旅
空宙番外地-4ゆき
短編クリエイションツアー」
オプショナルツアー
「空宙空地のあるきかた」
参加者の皆さんの熱意によって成った
濃厚な二日間が無事終了しました。



一日目はゲームワーク中心に、
二日目は台本ワークを中心に、

空宙空地の作品を演じる時に
大切にしてる
意識の瞬間的な切り替え
他者からの影響によっての内面を動かし方
自分がどうしたいのか
相手をどうしたいのか
を常に持ち続けて、
物語の中で生々しく生きること
などなどをテーマに、
体験していただきました。



その集大成として
「雨の日はジョンレノンと」の一部のシーンを
チームに分かれて演じ、
繋げて観てみたり。

あたしにとっても
刺激的な時間となりました。

空宙空地は、
独特のスピード感で進む
会話劇をベースにしてます。

その会話と物語とその中に生きる人物、
なんでもないような会話のやりとり一つ取っても
実は、一瞬でも俳優が楽をすると全く届かないのです。

お客さまに構えず楽しんで観ていただくには
ラクそうに見えるシーンでも
俳優が次々に内面を動かし動かされ、
あちこちに意識や感情を
動かし続けなければなりません。 エアホッケーのラリーを、
空振りすることなく
的確に終演まで続けている
ような感じでしょうか。


そんな空宙空地の
「作品の中でのあるきかた」、
「空宙空地が作品を創るときのあるきかた」を
体感していただけていれば幸いです。
参加の皆さま、ありがとうございました!

さて、今週末からいよいよ クリエイションツアーに出発です!

さあ!お客さまと、参加者の皆さんに
好い時間を過ごしてもらえるよう、
まだまだ走りますよー!




クリエイションツアーは、4/8(土)にナンジャーレにて上演。


60分の短編集、17:30〜と19:30〜の2ステージ、
チケットは予約制、1500円です。 上演に関する詳細やご予約は、こちらから。





ご来場、お待ちしてます!






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2017年。久々のブログで新年のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。

 

一人芝居『如水』で6都市を巡り、そこでブログが止まってました(汗)

今年こそ、ここもコンスタントに!!

 

昨年10月には空宙空地×ばかなる企画

「夜とばかなるとちょっとしたサプライズと」

 

 

 

11月には空宙空地第5回本公演

「轟音、つぶやくよう うたう、うたう彼女は」

 

 

 

閉幕翌々日にM-PAD2016「文七元結」

 

 

その後続いて「空宙空地展@名古屋市演劇練習館アクテノン」

 

 

 

12月は「空宙番外地-3」で

『マワル ハシル ネガウ』『月のカケラ』

 

 


と、駆け抜けた一年でした。

 

うれしいこと、悔しいこと、
楽しいこと、苦しいこと、
が、
ものすごくたくさんあった2016年。

 

 

総じてとても刺激的で幸せで、

たいせつな一年になりました。

 

客演さん、スタッフさん、
劇場さん、プロデューサーさん、
お客さま、友だち、家族、
職場の仲間、社長、
そして空宙空地の相方、関戸さん。

 

 

いろんな人に支えられた2016年。


本当に皆さんありがとうございました。

 

 

2017年も、もっともっと刺激的で幸せで、

たいせつな一年にしたい!


そしてあたしも他の誰かを支えられるような、
元気や楽しさを届けられるような人になりたい!

 

だからもう少し、まだまだもうちょっと、走り続けます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

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あたしと一人芝居。全国で如水。<その4にして最終回。>

さて今日はお約束どおり(かな)ブログ更新したいと思います。

 

ばかなる企画、つまりはINDEPENDENT:3SS全国ツアーでの

『如水』上演を終えて次の上演の前にこの記事、完結させないと。

 

でも、あたしにとっての一人芝居とは。

まだはっきりとした答えは出てません。

 

ただ、一人芝居とはいえ、『如水』も『ライト』もその中には

たくさんの人たちとの「関わり」があって

とてもささやかで身近な「生活」があって

かけがえのない「人生」があって

その中で、もがいてもがいて、無様でも懸命に生きていくことが

この作品たちを演じるのに欠かせないことでした。

 

写真▷2014年「INDEPENDENT:TSU14」

 

もちろん、その登場人物たちと同じ経験をしたこともあれば、

したことのない経験もあります。

 

『ライト』の中では、

追い詰められて発作に苦しむ夫を置き去りにして仕事に出かけたり、

『如水』では、実年齢よりだいぶ人生を重ねた女性が

「忘れてしまうこと」との恐怖と向き合ったり、

はるか昔(笑)のはつらつとした世代を演じたり。

 

写真▷2016年「INDEPENDENT:3SS」(撮影:相内唯史)

 

でもそれをお客さまに届ける時に

エンターテイメントでもあり、かつ、というか…どちらかというと

ドキュメンタリーとも感じられるように届けたかった。

 

お客さまが追体験したり、家族や自分のことに置き換えてみたり、

その登場人物の人生に関わっているかのような気持ちになってほしかったのです。

 

写真▷2016年「INDEPENDENT:3SS」(撮影:相内唯史)

 

そして『如水』でいただいた

「でもお母さんは幸せだったと思うよ」という涙声。

お見送りのときにいただいた

たくさんの涙と、「ありがとうございます」という言葉。

 

ほっとしました。嬉しかった。

 

そして

 

もう少し、芝居を続けたい

 

と思いました。

 

十数年前、「30過ぎてから始めたって遅い」

「向いてない、今すぐやめろ」と言われても

しがみついてきたあたしですが

 

図々しく続けてきてよかった

 

と思えました。

 

 

そして。

『ライト』『如水』の作演出家で、空宙空地のメンバー関戸哲也が

一人芝居の稽古場でいつも言っていた言葉。

 

「魂を、外さず、ずっと震わせ続けて」。

 

 

『ライト』や如水が、ドキュメンタリーに近づけたのは

この言葉が常に核にあったからだと思います。

 

世界の片隅で何でもない人生を懸命に生きる人の人生の一片が

お客さまの中にリアルに届くドラマにできたかな、と。

 

そしてそれは、あたしがやりたいことでもありました。

 

関戸さんは、あたしが芝居を始めた頃、

「やめろ」「向いてない」と言われ続けてた時代を目の当たりにしてる人です。


あの頃とても真似できない場所にいた先輩だった関戸さん。

 

よくぞ、あたしと組んでくれたなと。

 

本当に遠くまで連れてきてくれてありがとうございます。

 

でも!

 

 

さあ!

 

ここからです。

 

あたしも、空宙空地も。まだまだここから。

 

目指してるもっと遠い場所へ向かいます。

 

たくさんの宝物をくれた一人芝居、そしてINDEPENDENT。

もちろんこれからも関わっていくつもりですが、

それだけじゃなくて、もっともっと。

 

まずは目の前のばかなる企画、本公演、M-PAD。

あれ、目の前にたくさん、わんわんしてる(笑)

 

おぐりは、空宙空地は、これからも、精一杯、行けるとこまで走り続けます!

 

写真▷2016年「INDEPENDENT:3SS」(撮影:相内唯史)

 

どうか皆さま、これからも「応援」というお力添え、よろしくお願いします!!

 

あ、それと!

いつもINDEPENDENT挑戦者たちを我が子のように思いやり、

可愛がっていただいてる相内ママさん!(かわいい♪)

 

本番後にハグしてもらうたび、ホッとしてました。

いつもいつも、応援ありがとうございます!

 

いつも写真撮り損なっちゃってるけど、

INDEPENDENTのオカン、あたしの憧れの制作者、笠原さん

はじめ、支えていただいたフロントスタッフの皆さま

一緒に作品を創っていただく技術スタッフの皆さま!

 

ありがとうございました。そして

これからもよろしくお願いいたします!

 

 

 

はあー!やっと締めれた!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あたしと一人芝居。全国で如水。<その3。>

さて、明日か明後日に続きを、と書いてから何日経ったことでしょう。

 

またまた随分遅れてごめんなさい(汗)

 

まさか「まだか」と請求があるとは。

ありがたいことです。

 

前回、各地で観ていただいた

日頃から応援いただいてる方々のことを書きましたが

 

そんな方々以外にも、たくさんの方に支えられて

『如水』は全国を周りました。

 

とにもかくにも、まずはプロデューサーの相内さんです。

赤と青の光に包まれ、華麗にDJもこなす相内プロデューサーは

シビアですが、愛に溢れた方。

 

その愛は、出演チーム、スタッフ、ご来場いただいた皆さま

関わった人たちみんなに注がれますが

INDEPENDENTがこれだけ続いているのは、

徹底して、お客様への愛が大きいからだと思います。

 

 

ご来場いただいた方が幸せな気持ちで劇場を後にできなければ

それは結果的に、すべての関係者も幸せじゃない、と。

 

だからこそ、2年連続関戸×おぐりチームが本戦出演することを

ギリギリまで悩んでおられました。

 

「馴れ合い」は継続の大敵です。

 

でも「如水上演」は「馴れ合い」にならないと

判断いただきチャンスを与えてくださった上、

「道は険しいです」「お客様を納得させるものに」と煽り、

そして全国ツアーに選んでいただけるものにできたのも、

相内さんの、愛があったからこそと思ってます。

 

そして。

INDEPENDENTで出会った、戦友たち。

 

 

全国ツアーだけじゃなくて、本戦、地方版。

 

 

そしてそれを支えてくださるスタッフさんたち。

 

 

ああ!写真が圧倒的に足りない!いつも写真撮るの忘れる・・・(汗)

 

 

とにかくとてもたくさんの人たちに出会い。

 

 

そしてここが大きいのですが。

 

それがお互いに心底「尊敬し合える」仲間。

 

 

会えなくても、いつも応援し合える仲間。

 

 

「負けたくない!」と奮起させてくれる仲間。

 

 

が、

 

全国に

 

できました。

 

『如水』があたしに運んできてくれたものは、

本当に、書ききれないほどたくさんあります。

 

札幌、仙台、津、名古屋、大阪、福岡、沖縄。

 

全国各地に、心底からお互いのこれからを期待し、気にかける戦友ができるなんて。

このコミュニケーション能力に欠けるあたしが。

ちょっと前まで、想像もしてませんでした。

 

そして、『如水』という物語は

この戯曲は

 

あたしに

俳優として、

いえ、舞台人として

さらに人間として

 

大きな転換点となる、大きな影響をくれた作品です。

 

せっかくなので、意識がしっかりしてる時に書こうと思います。

 

・・・・・明日!必ず!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あたしと一人芝居。全国で如水。<その2>

予告より遅れました。

 

前の記事の続きです。

 

あたしがツアーでもらったかけがえのないもの

かけがえのない仲間

勇気をくれた方々

支えてくれた方々のこと

 

『如水』のこと

あたしが思う一人芝居のこと

 

を、書こうかと。

 

今回のツアーですごく驚いたのは

『如水』という作品が、いえ、

『如水』の中で生きて生活している人たちが

とてもとても、愛されてる。

たくさんの方に愛されてる。

しかもそれは

あたしや作演出家の手から放れて、歩き出してる

って実感させられたことです。

 

写真▷2016年「INDEPENDENT:3SS」(撮影:相内唯史)

 

それは、初めての体験でした。

2015年11月のINDEPENDENT:15大阪本戦のあともらった、

「でもね、お母さんは、幸せだったと思うの」という涙声。

 

まるで隣に住んでる老女が天国に旅立ったあとの言葉みたいに、

涙と一緒に、不意にこぼれた感想。

 

それと同じ感覚を想像以上にたくさんの方が感じてくれていたのだ、と。

 

初演から今回のツアーで、2回3回4回と観に来ていただくお客さま。

いや、お客さまっていうか、親しい友人や親族のようです。

「観に来る」っていうより、「会いに来てくれている」感じでした。

 

毎回微妙に変化する親娘の思いや関係、

昨日はいい日だったのかな、

さっき嫌なことがあったのかな、

あの日のあのことが忘れられないのかな、と

気にかけてくれる、親しい人たち。

 

そう、みなさんが会いに来てくれてるのは

俳優おぐりでも作演出家関戸でもなくて

『如水』の中で生きる、一人の女性とその母でした。

 

自称応援団長の平野さんは、「如水Tシャツ」 を製作して

あたしたちや、他の応援団の女性に渡してくださったり、

なんと!ツアーで『如水』を上演した6都市

大阪、東京、仙台、札幌、津、沖縄、全ての客席に!

全て自腹で!応援に駆けつけてくださいました。

そんなこと、人生でどれくらいあるでしょうか・・・・・

身体じゅう、しびれます。

 

右上が平野さん。

もう応援団長っていうより、親です。スポンサーです。

あたしの両側の淑女は、空宙空地の企画で出会って、応援してくれてる

三村さんと前田さん。津公演に駆けつけていただきました。

 

仙台まで!駆けつけてくれたサリーパパさん。如水三回目!

わざわざ巨大しるこサンドを仕入れて、持ってきてくださいました・・・!

登場人物の娘の、まるで父親のようです。

 

 

右は同じく三回目の美洸ちゃん。毎回、登場人物の細かい変化を感じ取ってくれました。

「これで乾杯してください」って、素敵なグラスをプレゼントしてもらい。

左は初めて観てくれたよりこちゃん。泣き顔載せてごめん(笑)

「如水」ってお店のラーメンを差し入れてくださいました。

 

あ、沢山差し入れいただいて載せきれないけど、

INDEPENDENT:FUK15(福岡)でご一緒したキネマおじさんが・・・・!

ツアー津公演会場に・・・・!おぐりのパワーが上がるように、

わざわざ九州から送ってくださった「吟醸 如水」(涙)とか、

平野さんが毎回他のお客さまのために持ってきてくれた「なごやん」とか

 

陶芸作家の山口さんが、会場のロビーにそっと置いてってくださった

「如水」のために焼いてくださったオリジナルのぐい呑みやコップ(涙)

リアルサンタさん!!!

 

も載せきれないんですが、たくさんの「愛」をいただき。

そのほかにも、遠くまで応援に、観に来ていただいた皆さまがまだまだ。

名古屋と豊田から、大阪まで駆けつけてくれたばやさんとちはるちゃん。

ばやさんも、3回め?かな。


 

仙台まで!?駆けつけてくれた芝居仲間ちえちゃん、

オレンヂスタ客演やSPiNでもお世話になってるぐりこさん、そして

 

「クラッシュ・ワルツ」広島公演で出会った、オナゴDXの皆さん!

すっごい忙しい中、日帰り強行スケジュールで観に来ていただいたり・・・!

 

写真撮り逃してますが、

「ウィザードリーマン・ビギンズ」から応援してくださってる よしもとさん、

いつも応援してくださってるI元さん、

まだまだ、まだまだたくさん。

たくさんの方が、あの親娘に会いにきてくださいました。

 

そう、会いにきてくださったんです。

 

そして、あたしが芝居を始めたとき、ダメダメだったとき、

「向いてない」「やめろ」と周りから言われ続けてたとき

一緒に芝居をしてたアコガレの先輩の一人に東京公演を観てもらえて。

 

 

「お前、いい作品もらったな。」と。

 

泣きそうでした。本当に。

 

ダメダメで、それでもなんとかしがみついて、今こうしてここまで来れた幸せ。

 

内臓の温度が上がるのを感じてました。

 

内臓の温度上がりっぱなしのツアーでした。

感謝と驚きの連続でした。

 

そしてここまで来れたのは、応援いただいた皆さまと、

関係者の皆さまと、作演出・関戸さんのおかげなのですが。

間違いなくそうなのですが。

 

また、想像以上に長くなってしまいました。

 

やっぱりあたしにとって『如水』って、それだけ大きなものなのかも。

 

ということで、ごめんなさい、続きは、また明日か明後日に必ず。

 

支えてくれた方々のことの続きと、

 

『如水』のこと

あたしが思う一人芝居のことを書きたいと思います。

ごめんなさい!

 

 

時間があるときに、また読んでいただければ、嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

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あたしと一人芝居。全国と『如水』。<その1>

INDEPENDENT:3SSが閉幕して約三週間。

観に来ていただいた、支えていただいた全国のみなさま、

支え続けてくださったスタッフのみなさま本当にありがとうございました。

 

まだまだ年内、4つの舞台が控えていて、

名古屋に帰ってきて早々、せわしなく毎日が過ぎてますが

 

あたしにとって。

一人芝居。ってなんだろう。

って、今でもふと、考えます。

 

写真▷2016年「INDEPENDENT:3SS」(撮影:相内唯史)

 

一人芝居で目指すこと。

個人的な理想のかたち、

こうありたい、という一人芝居。

こういうのが観たい、と思う一人芝居。

 

はっきりした答えはわからないけど

ぼんやりと思うのは

 

何人で演じようとも、とにかく、

 

観に来てくださったお客さまに、隙間なく好い時間を届ける作品

 

「あー!来てよかった!出会えてよかった!」と思わず深呼吸してしまうような、

関わってくださった方や支えてくれるスタッフさんが

「この作品、応援したい」て、ふと思ってしまうような

 

そんな作品を創りたい、そんな作品が観たい。

 

と強く思っていて。

 

つまり一人芝居も例外ではなくて

 

台本、演出、照明、音、映像、美術と一緒に

ライブで届ける「特別な時間」を

台無しにしないよう、俳優としては一人で背負いきる、ということ

 

かも。

 

それは並大抵のことではなくて、どれだけ回を重ねても

「もっとできたはず」と悔しくなることばかり。

 

そしてその一人芝居を通して、あたしにたくさんの「大切なもの」をくれたのが、これ。

 

 

最強の一人芝居フェスティバル「INDEPENDENT」。

 

毎年夏に地方版と、本戦出演を懸けてのトライアルが開催され

秋に大阪本戦が行われる、全国的に知られる一人芝居の祭典。

 

5年に一度、10作品が全国ツアー「selection」作品に選ばれます。

INDEPENDENT初開催から15年めの今年、

3rd seazon selectionを目指したのは

本戦出場60作品、地方版も入れると177作品だったそうです。

 

その中の10作品。

selection地方公演に行けるのはそこからさらに選ばれた作品。

 

無謀と思えたこの場所を、粛々と狙って三年。

いえ、初めてIDEPENDENTに出会ったのは津公演。5年前のselection。

客席で、まばたきを忘れて観てました。

とても手の届かない場所にいる俳優さんたちだと思いました。

 

ひょんなことから誘いを受けて、初めて演出家として参加した

「INDEPENDENT:TSU13」。2013年。

「ウィザードリーマン・ビギンズ」。

写真▷2014年「INDEPENDENT:TSU14」

 

魅力的な俳優(岸★正龍さん)と優れた作家(二朗松田さん)に連れてってもらい

招聘された大阪本戦と札幌公演。

 

札幌の会場、コンカリーニョを見たとき「あたしもここに立ちたい!!」

と思いました。

 

2014年、地方版NGY(名古屋)に参加した「ライト」。

写真▷2014年「INDEPENDENT:TSU14」

 

同時に、トライアルにも挑戦。最終審査で敗れるも、

NGYからの招聘で本戦へ。札幌と福岡へ招聘いただきました。

 

嬉しかった。

 

トライアルも、完全アウェイの大阪で

地元作品に囲まれた中、観客投票で二次審査まで突破、

さらには招聘された大阪本公演を観にきてくださった

地方版プロデューサーに呼んでいただいた札幌・福岡。

 

ほんとうに嬉しかった。

 

でも、

 

満足、ではなかった。

 

「まだ足りない。こんなもんじゃない。おぐりの一人芝居集大成的な作品を創る」

と、演出家。

 

「あたしももう一度、あの舞台に立ちたい。もっと上がある。そこを目指したい」

って意見が一致。

 

「名古屋の地方版に違う作品を出して、今年も本戦を目指したいんです」

とプロデューサーに相談した時。

 

返ってきた言葉は

 

「2年連続同タッグで出演した前例はないし

僕自身が守っているルールもあるから

よほどのものじゃないと無理だと思います。

でも、僕を困らせるくらいのものを、見せてください」と。

 

そしてINDEPENDENT:NGY15。

 

写真▷2015年「INDEPENDENT:NGY15」

 

『如水』という作品が、産声をあげました。

まだ力いっぱい泣くことしかできない、

それでも、とても強く、清らかな「いのち」だと

あたしは感じていました。

 

そのあと、本戦出場決定の告知と一緒にいただいた、プロデューサーの言葉がこれ。

 

++++++++

昨年IN:14に三重版TSUから招聘した「ライト」。

その二人が、再び組んで名古屋版NGYで新しい作品を発表した。
僕はこの作品を観て直ぐに頭を抱えた…。
作品が素晴らしい為に新たな難問が浮上したからである。

過去INDEPENDENT(大阪本編)において、

同じ座組みのユニットが二年連続参戦した例は無い。
新しい一人芝居の可能性と創り手の発掘の為に課した自分ルールで、

そうならないようにしてきたからだ…。

そのルールを遂に破る羽目になった。
「如水」タイトルの読み方に迷うこの作品、劇中でその意味に触れた時、

あなたの琴線が振れると確信している。

++++++

 

これは賭けです、リスクは高いし、非難の声も出るかもしれない。

でも、そんなのふっとばしてやれると思うんです。

 

と、プロデューサーからのメール。

 

嬉しさと同時に、ひしひし迫るプレッシャー。

 

やるしかないです。

 

初演より、必ず好いものに。

だって目指してるのは、そこじゃなくて、もっと先だから。

 

そして、あたしたちは、『如水』誕生から本気で目指していた

「INDEPENDENT:3SS」に向けて、一歩一歩、歩き始めました。

 

ん?違うな、引きつづき、歩くことを決意したのです。

 

 

さてこの記事。

 

思ったより、長くなってしまいました。

続きは明日、あらためて。

 

明日の記事では

あたしがこのツアーでもらった

かけがえのないもの

 

たくさんの、かけがえのない仲間、そして

 

勇気をくれた方々

支えてくれた方々のこと

 

そして、『如水』のこと、

あたしが思う一人芝居のこと、

をもう少し、書きたいと思います。

 

お時間あったら、読んでやってくださいませ。

 

写真▷2016年「INDEPENDENT:3SS」(撮影:相内唯史)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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