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おぐりまさこblog。俳優業とデザイン、
仕事と趣味と日常のいろいろ。
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高校演劇愛知県大会。高校生の、そして元高校生の皆さんへ。

2017年度 高校演劇愛知県大会。

上演校の皆さま、実行委員、講評委員の皆さま、

応援ご助力いただいてた皆さま、お疲れさまでした!

 

専門助言者として参加して今年で三年目。

 

任期が満了となりました。

刺激的で気づきのたくさんあった三年間でした。

皆さん、本当にありがとうございました。

 

自分に務まるか不安で毎年ドキドキでしたが「来年は関われないんだ」と思ったら、なんだかとても寂しいです。

もっといろいろ、みんなと話したかったなあー。

 

あたしは何か届けられただろうか。

あたしが居る意味は残せただろうか。

まだやれることはないかなと考えて、

いま渡せることを言葉に残しておこうと思い、これを書いてます。

閉会式前の講評や、講習会でお話したこととも、重なってますが。

 

部に入ったきっかけや動機も、すごく色々あると思います。

演劇が好き、仲のいい友達に誘われた、他に心惹かれるものがなくて、とか、もしかしたら模型が好きで舞台セット作りたくて、とか。

 

そんな皆さんや、そうじゃなくて演劇部に関わってない皆さん、卒業した皆さんにも。

これからお話するのは、あたしが疑問に思ってたことや、3年間でみつけたことをお話します。

あくまであたしの私感ですが。

 

それは、大きく分けて5つ。

 

◯「高校生らしい」って。一体なにさ。

◯違和感に背を向けないで。

◯複数の人と一つのものを作るのが苦しいときの「魔法のことば」。

◯皆さんにはその力がある。

◯好い上演を届けるために。(演技編)

 

では、まず。

 

 

◯「高校生らしい」って。一体、なにさ?

 

この三年間、上演校の皆さんや生徒講評委員、顧問講評委員から、すごくたくさん出てたこの言葉。

高校演劇大会の審査項目の中に「高校生のための脚本」という言葉もあって、これをどう捉えるのか。にも関わってくるお話です。

そのことについて、あたしなりにこの三年間、考えてました。

 

それで、ああ、もしかしてこういう風に捉える言葉なのかな、と。

 

高校生が「 観 て 」

「おもしろかった」

「すごかった」

「なんか考えちゃった」

 

つまりは

 

「自分たちがやりたいことを追求してみる」

 

ことかなと。

 

じゃあ、やりたいことって?

 

いろいろあると思います。

 

知ってほしい思いを伝えたい

カッコイイ!と感じたことを体現してみたい

衝撃的だった事実を知ってもらいたい

誰もやったことのないことに挑戦してみたい

 

きっと、他にもいろいろ。

 

大事なのは、

 

「したい」を「する」こと。

 

楽しいことや悩みって、年代で変わっていくと思います。

 

戦隊ヒーローに憧れたり、

魔法使いになれますようにと祈ったり、

自転車乗るなんて絶対無理!と悩んだり、

デートの妄想をして舞い上がったり、

言い過ぎちゃってヘコんだり。

 

じつは、大人になってもそうです。

 

仕事の失敗を明日どうやって上司に報告しようか考えて眠れなかったり、「結婚だけが幸せと思ってない」って親に言えなかったり、独りで命を落として誰にも気づいてもらえなかったら、と怖くなったり。

 

だから、今この時に皆さんが心惹かれたり、悩んだりすることは、きっとこの時限定の尊いものです。だから、直感でいいので、興味を惹かれたものと向き合ってみてください。

 

「大人の葛藤」に興味があれば、それに向き合ってみるのも、ありなのです。

そしてそれを表現するのに、どの形がいいのかを、そこから考える。

学園ものなのか、SFなのか、史実劇なのか、はたまたコンテンポラリーダンスを用いるのか、能楽の様式を取り入れてみるべきか。

形式はどんなものでも良いと思うのです。

それに興味があって、「やりたい」ことで、「表現したいこと」と相性が好いならば。

 

そのかわり、「なぜそれをやりたいのか」と聞かれた時に、他の人たちにそれを説明できるよう、動機を言語化しておく必要があります。

興味を持ったものを、とことん調べることも大切です。

じゃないと、客席に…いえそれ以前に、顧問の先生にも、伝わらない。

 

顧問の先生方が「それを高校生がやるのはどうなんだろう」

という言葉を投げるとき。

それは、やりたいことを妨げてるのではなく、あなたたちを心配してるんだと思います。

「新しい取り組みをする彼らが、行き詰まったり失敗して傷つくんじゃないかな」と。

 

でも、何をやるにしろ、壁は必ずやってきます。

 

だからこそ、私たちは大丈夫!という強い信念を持てる「本当にやりたいこと」に向き合ってください。「やっぱり無理だよねえ」で片付けられないほど、強い信念を持てるものに取り組むと、その壁をみんなで崩す力が強くなります。

 

入り口は「なんとなくそう思った」「なんとなく惹かれた」でいいんです。

そこから「なぜ自分はそれに魅力を感じたのか」を徹底的に探って、言葉にしてみてください。

 

言葉にしてみて「なんか違うな」と思ったら、もう一回、他の言葉を探してみる。そうやって、一番ピンとくる伝え方を見つけたとき、その台本の何を伝えればいいかという、演出プラン、美術プラン、演技プランも見えてくるはず。

 

何かを始めるとき、行く道の先はたくさんに枝分かれしていて、実はその先には。

 

枝分かれした道の先には

どれを選択しても

必ず

壁はあります!

 

だから、それをみんなで壊す強い力が必要で、それは、「やりたい」「やるんだ」という信念が強いほど、大きな力になるんです。

 

それに、どうせ壁を崩さなきゃいけないなら、自分たちが本気で取り組めるものを選んだ方が良くないですか?

 

そして、取り組むからには、取り組んだことで満足せず、

客席にそれを届けなければなりません。

それを覚えておいてください。

あとでまた、このお話をしましょう。

 

 

次に。

 

 

◯違和感に背を向けないで。

 

自分たちのやってることに自信を持ってる人たちから出てくるものの説得力っていうのは、やっぱりとてつもなく強いです。

 

じゃあどうやったら、その自信は持てるの?

 

自信を持つためには、「感じてる違和感」を「みんなそのこと言わないしな」とか、「こんなものなのかな」というふうにほっとかないことです

 

放っておくとそれが最後までしこりになって、

「あれ…これでいいのかな」っていう迷いになります

そしてそれは、演技や演出やさまざまなプランに「自信のなさ」が透けてみえてしまう素になってしまいます。

 

本番が近づけば近づくほど、時間がなくなり、固まってくるので、どんどん言いにくくなります。そして、言えないフラストレーションが、さらに疑問を大きくして、自信を持つ邪魔をしてきます。

 

疑問や違和感は小さなうちに、がんばって口にしてください。

その上で、「他の人が抱いた違和感について」も考えてみる。

 

納得するまで、「なぜ違和感を感じているのか」を考えてみる習慣がつくと、大勢の人と一緒にモノづくりをする楽しさが、もっと増えるかもしれません。

 

言い出すのはとても勇気がいることかもしれませんが、一歩踏み出してください。

 

 

 

◯複数の人と一つのものを作るのが苦しいときの「魔法のことば」

 

それは、「ありがとう」

 

これは大人ですら忘れがちな、とても大切な言葉です。

大人になった今でこそ、これは「魔法のことば」だと思います。

 

相手が1人でも100人でも、誰かと一緒に何かをするときに

この言葉〜というかこの気持ちを、忘れないでください。

 

複数の人と一緒に何かをするとき、あなたが「もぉー!いっぱいいっぱい!」て時期は、周りの人たちも同じように、大変なことを抱えてる時期です。

あなたが何かに苦しんでいるときほど、周りの人がしてくれてる努力や協力や心配りをみつけることをがんばってみてください。

そして、それを、ひとことでいいので「ありがとね」って伝えてみてください。びっくりするくらい、自分の悩みを助けてくれる力が近寄ってきます。

 

 

◯皆さんにはその力がある

 

何かに取り組んで、競うこと。

すっっっごい大変だったと思います。

しんどい思いを、めっちゃしたと思います。

 

人と意見が合わなくてすごいストレスだったり、

何を考えてるのかわからなかったり、

努力したのにうまくいかなかったり、

次から次へとトラブルが発生して足止めをくらったり。

 

実は、懸命に取り組めば取り組むほど、それが多くなってく気がしたんじゃないですか?

 

それは当然です。

それだけ真剣に向き合ったからなんです。

細部まで、気になっちゃうからです。

 

今回の愛知県大会では、講評にあたって初めての試みがされました。

生徒講評委員と顧問講評委員、専門助言者が、始めから一緒に作品についての講評をしました。

 

初めのうち、生徒講評委員の皆さんは、

「こんなこと言っていいのかな」

「正解はどれだ?」

「すごく感じたことがあるのにうまく言えない」

って悩んでるように見えました。

 

でも最終日には、同一人物とは思えないほど威風堂々と意見が言えるようになって、それはとても説得力があるものでした。

顔つきも声の張りも全然違いました。

 

みんなの信念が変わったわけではないです。

伝え方を身につけて、考え方に幅ができて、他人の意見に対してちゃんと思いを汲んで想像して、それでも違うと思う意見は堂々と伝える。

 

すると顧問講評委員も専門助言者も「なるほど、そういうことだったのか。うんうん、わかる気がする」と意見を変える姿も。

 

つまり皆さんは、専門家や大人や先生を納得させる思いを持ってるのです。

それは、観客席に座っているお客さまに対しても、そうです。

 

納得させるには、説得する力が必要です。

その力は主にこの三つでできてると思います。

 

まず大切なのは

思いの大きさ

そして、それを伝える勇気

最後に、それを伝える技量です。

 

時には伝え方を失敗してうまく届かなかったり、ああ、そういう見方もあるのかと知って悔しくなったり、もうなんで自分だけこんな大変な思いを…!てやめたくなったり。が、あったかもしれません。

 

でも彼らは全員、最後まで成し遂げました。

これはすごいことだと思います。

 

「成功」の反対語は「失敗」と思うかもしれません。

でもあたしは、「成功」の反対語は「何もしない」ことで

「失敗」は「成功」を目指した人の道の上にぽこぽこ空いてる落とし穴だったり、壁のような山だったりする気がします。

 

皆さんには、それをする力があります。

 

 

◯好い上演を届けるために。

 

最後に。ここからは技術的なお話を少し。

あたしは俳優の専門助言者だったので、そのあたりを。

 

好い俳優ってどんなでしょう。

 

やることはたくさんあります。

考えなきゃいけないこともたくさんあります。

演じ方もたくさんあります。

それは、どんな表現をするのかで変わります。

 

例えば日常会話劇であれば、

「いま何の話をしているか」

「それをどう思っているのか」

「相手をどう思っているのか」

「どんな集団なのか」

などなどを適切に伝える演技。

 

この時に大切なのは。

例えば身体のあり様は、日常に近いものの方が伝わりやすいです。

よく、「手をどうしたらいいかわからない」という話を聞きます。

あたしも昔、困った時期がありました。

この時参考にした方がいいのは、日常の自分たちです。

ともだちの話聞いてたり、先生と話したりするとき、手のことあんまり考えてないですよね。

それがヒントです。

何かに集中してる時、あんまり他のところ、動かなかったりしてます。

 

言葉を発する時は、「誰に話しているか」や「何を伝えたいか」を忘れて感情だけが上がってしまうと、

言葉は相手役にも客席にも届きません。声が必要以上に大きく早くなり「何やら音が反響してるな」としか聞こえなくなってしまいます。

 

さて変わって。

日常から離れた世界を表現したり

時代劇や様式美を用いた作品を演じる時には、上のセオリーの一部は有効ではなくなります。

 

動きを極限まで減らして首や手の動き一つで感情や状態を表現したり

逆に大きな動きで感情の揺れを表したり。

 

言葉も抑揚や感情を抑えて言葉を丁寧に投げることで、観客に想像させたり。

 

ミュージカルであれば、感情が高ぶった先に歌があります。

ショーを見せるには、感情の発信を大きくする必要があり、

発信を大きくするためには

感情を大きく持っていないと形に力がなくなり、スカスカになってしまいます。

 

つまり、その作品をどう表現するかで、するべき演技は大きく変わります。

 

正解は一つではありません。

じゃあどうすればいいのか。

 

いろんなジャンルの作品を観てください。

今まで観たことなかったものの中に、あなたのやりたいものがあるかもしれませんしね。

 

最初は動画でもいいと思います。

気になるものがあれば、頑張って生で観て肌で感じるのが一番好いですが、

なかなかそんな時間もお金も・・・大変だと思うので。

そして、「作品を観てもらって、思いを届ける」のに大切なことをもう一つ。

 

60分間という時間、興味を持ち続けてもらうのはとても大変です。
皆さんも授業中、話聞いてる間に眠くなるときと、前向きに聞けるとき、ありませんか?

眠くなるときは、
途中で話が追えなくなったり、
興味がなくなったり、
「テスト近いし聞かなきゃ」って思ってたりするときが多くないですか?
もちろん、おなかいっぱいの時もありますが(笑)

逆に聞けちゃうときは、話がおもしろかったり関心があることだったり。

演劇作品も一緒です。
60分間興味を持ち続けてもらう。
これはとても大切で、大変なことです。

ここはどこで、これは何の物語で、今は何を見せるシーンなのか。
それを、俳優も音響も照明も演出も、みんなが統一見解を持っていることも、観続けてもらうための大切な要素です。

やることたくさんありますね。

「思いを届ける」って、とても大変なことです。
でも苦しんだ分、届いたときにはステキな気持ちになれるでしょう。

 

最後に。

 

皆さん。

 

可能性をとじないでください。

投げかけられた言葉の意味は広く取って、

どんどん挑戦してください。

 

意見が合わないときは、

「それって、どういう意味だろう」

ていうことを、一度は前向きに考えてみてください。

そしてやっぱり違和感があるときは、それを伝えてください。

 

でも、他人が大切にしてることも、雑に扱わないでください。

逆の立場だったらどうだろう。と、一度は考えてみてください。

 

一つの作品を何カ月もかけて

複数の人間と一緒に

あれこれ悩んで創ってきた皆さんならば、

賛同するかどうかはさておき、なんとなく、ぼんやりでも、あたしが言わんとしてること、わかるんじゃないかな、と思います。

 

長々と書いちゃいました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

 

高校演劇愛知県大会に参加していたこの三年間、

本当に色々な気づきをいただきました。

そのお礼と言ってはなんですが、

これからの未来に、

少しでも、何か参考になれば嬉しいです。

 

本当にありがとうございました。

 

未来に幸あれ!

 

これからも応援しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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強者どもの、とんでもない集いに。

ご無沙汰してます。

ただいまおぐりは、大阪に来ております。

最強の一人芝居フェス、
5年に一度のセレクション。

INDEPENDENT:3SSジャパンツアー

大阪公演4日目。

感想たくさん上がってますが
やはりどの作品も「すごい!」て感じです。

さすが、選び抜かれた作品たち!

『如水』も、
初見の方
2回目3回目の方
名古屋や広島から
わざわざ来ていただいた方、
いろいろな方に楽しんでいただけてるみたいで
本当にほっとしてます。

それにあんなにたくさん、知らない方から「写真撮らせてください」って言われたのは初めてです。

泣きながら「ありがとうございます」という言葉まで、、、!

何かしら届けられているとしたら、本当に幸せです。

そして今日も届けます。

甘えず安心せず
ツアー最後の1ステージまで
命を振り絞ります。

さらに、
この豪華な並びで10作品を
観ていただけるのは、
5年に一度のセレクションならでは!

セレクションがまた
2021年に開催されても、
この作品群が並ぶことは、
もうありません。

ぜひ全作観てほしいです!

観る側もかなりエネルギー要りますが、それでも心地よい疲れで劇場を後にしてもらえる、と、自信を持ってお伝えします。

大阪公演は明日までですよー!


どうかこの作品たちに、
そして『如水』に
逢いに来てください。


劇場にてお待ちしてます。


詳細はこちら↓
independent-fes.com/3ssosk.html

ご予約はこちら↓
http://ticket.corich.jp/apply/74209/008/

直接ご連絡いただいても、ご予約承りますよー!










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一人芝居。

ずいぶん間が空いてしまいました

まずは
Sの字×空宙空地合同企画
『空中のエス』

おかげさまで連日たくさんの方にご来場いただきまして
本当にありがとうございました!
お骨折りいただいた関係者の皆様方にも、心から感謝いたします。

5本の短編集のうち、一人芝居と二人芝居の二本に出演しまして

いやあ・・・・・

一人芝居のキツさを痛感しました。
 
すごいな!世の中の、一人芝居してる人たちは!
なんだこれは!

演じる上では、一人芝居でも二人芝居でも群像劇でも
舞台上で生きる大変さは変わらないんだけど

やっぱりだれか相手が実在してる方が、人だけじゃなく空間とのアンサンブルが取りやすいし
何かがずれたとしても、ずれたなりにやり取りを構築・成立させていける気がするのですが

一人芝居では、見えない相手や空間とのアンサンブルがずれると、
とたんにそこがただの稽古場だったり劇場の舞台上になってしまいます
つまり、一瞬で、「冷める」。
そしてそれはびっくりするほど取り戻せない。

観客は舞台上の、その一人の一挙手一投足にずっと注目してるわけだから、
俳優が冷めれば客席の温度はその倍くらい下がる。
とわかってたので、すごく怖かったです。

特に今回はすごいマシンガンのように15分ちょっと
捲し立ててしゃべりたおす役柄だったので
架空の相手の声を聞き逃したり
挙動を見失ったり
その反応に対して自分が感じたことを
1テンポでも置き忘れてくると、すぐに止まってしまう。鬆ができる。そして冷める。

稽古場では、ラストシーンまでなかなかいけませんでした。
ようやく流せるようになったのが劇場入り数日前、
ただその時点では、本当にただ流しているだけ。
空間を掴めたのは本当にぎりぎりでした

だからもう本当に怖かったです。

楽屋で「怖いよう〜」と初めて言いました(笑)

本番は、劇場がブラックボックスだったのも幸いして
そしてお客様が温かかったのにも助けられて
なんとか、架空の班長や村田さんや所長やダンナや他の人々と
そして空間と社会とアンサンブルを保てたかなと思います

もしこの作品をもう一度演じれる機会があるとしたら
もっともっと研ぎすまして上を目指したい
もっとやりたいことがあったので
そう思ってます。

さて!そんな経験をさせてもらった上で
来月は、一人芝居の演出に再度挑みます!

最強の一人芝居フェスティバル
「INDEPENDENT:13」
大阪に行ってきます!
作品はもちろん、これ!
『ウィザードリーマン・ビギンズ』
作:二朗松田
出演:岸☆正龍

朝が来たら、初稽古日です。
INDEPENDENT:NGYをひょいっと超えるものに仕上げて、挑みますよ〜!















 
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撮影いってきました

先日、撮影のお仕事に行きました。

ロケ先まで乗ったことのない電車にゆられて
ちょっとした旅行気分。

日曜日だったのもあって、駅は人がまばら。
がらがらの電車って、なんかいいです。うん、いい。

撮影は順調、笑いの絶えないあったかい現場でした


実はこのお仕事、違うシーンの撮影が後日あります。
でもこの日の出演者とはまた違うチームになるから
撮影が終わったあと、チームみんなで記念撮影^^
一期一会です。
みんないい顔してますねー♪

次の撮影も楽しみです!


====================

『空中のエス』は、予約受付中!









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空宙空地という名前

最近は所属表記でおぐりまさこ(空宙空地)とつけてます
え、突然なに、「空宙空地」って?て思いますわな >▽<

どこかに入ったんですか?と聞かれることもあれば
あぁ、あの!って反応してくださる方もいます

実はその昔一度だけ使ったことのある個人ユニット名です。
C.T.T.NAGOYAという試演会の場で
短い一人芝居を、試演という形で作・演出したことがあります
コンセプトは、できるかぎりシンプルな表現で情景を立ち上げるというものでした
ちょっとミステリーチックな物語でしたが、色々意見をいただいて、有意義な時間でした


その時、よこしまブロッコリーに所属してたんですが
そことはちょっと違ったことがしたかったのと、
作演出が全く未経験だったので、個人ユニット名で出したのです
それが「空中空地(クウチュウ クウチ)」でした

名前の由来はというと。
あたしが子供の頃からずっと、家の隣には空地があって、
春になればそこで小さい花やつくしやクローバーを摘んだり
夏はバッタを、秋はコオロギを追いかけ
冬には積もった雪でだるま作ったり霜柱踏んだり
ずううっと遊んでました。

そこにはいつも、発見や驚きやあたしの空想の世界や、豊かな時間があって
毎年記憶が増えていくし、いつでも過去に意識を飛ばせる場所でした


あたしは、万が一その場所が見れなくなっても
自分の芯を創りあげてくれたその空間をいつまでも取っておきたかったし
発想の原点であるその場所を高く掲げておきたいと思って

この空地を記憶の中で空中に浮かべておくことにしました

きっと誰しも、大切な記憶を思いおこす引き金になる風景はあるでしょう

だから舞台でも、誰かが記憶を思い起こしたり思い直したり
体感に基づいた感覚で情景を観てもらえればなと思い、
個人ユニット名を「空中空地」にしました

昨年、大すきだった空地はなくなり、本当に記憶の中だけの空間になりました

それをきっかけに、より高く飛ばそうと思って
「空宙」空地に変えました

ということなのです。

ところで、「空中のエス」宣材写真を撮った場所も
10年間広ーい空地だった大好きな風景でしたが

先日、とある建物の建設予定地となり
囲まれ、整地され、工事が始まりました

その前に、この風景を撮っておけてよかったなあ。

記憶の中には、思い出と一緒に、間違いなくある風景なんですけどね。














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INDEPENDENT:NGY「ウィザードリーマン・ビギンズ」お礼

 INDEPENDENT:NGY、無事閉幕しました。
あたしはBブロック
『ウィザードリーマン・ビギンズ』
出演/岸★正龍 脚本/二朗松田
の演出をさせていただきました。

過去のINDEPENDENTで人気を博した作品の脚本家、二朗さんの書き下ろしとあって
かなりプレッシャーでした(汗)
演出経験ほとんどないし。

腹を決めて、よし、このステキな脚本の力を借りて
「今まで観たことない役者・岸★正龍」を魅せよう!と決めました
は、いいけど、どうしたら・・・

あたしは会話劇の中で育って(育ってっつっても30過ぎから役者始めたわけだけど)きたので、他者やまわりの出来事からの影響で言葉や行動が促されるものにしよう、と覚悟を決めまして。

あと、オープニングで明りがついたとき、ぱんぱんになってる人がフリーズしてる
無様な姿から始めたいという、なんともふわあっとした思いから

会ったこともない二朗さんに無茶いいまして!
あたしの頭が拙いがゆえに
脚本、少し変えさせていただきました(汗)

なのでオープニング1分くらいは二朗さんにとっては、え、これだれの作品?
ていう感じだったかと思います、ごめんなさい!

あとは、ほぼ独り言だった台詞をちょっといじらせていただきまして
目の前に人がいる設定にしました

すっげえ不安だったろうに、書き換えを快諾いただいた二朗さん。
本当にありがとうございました!

あと、「こんな感じになんかいつの間にかなってる的な感じってできますか?」
というわけのわからないお願いに、嫌な顔ひとつぜず応えてくださった
照明・吉戸さん。すばらしい明かりをありがとうございました!

そして、ラストだけやたら手数が多くてタイミングも「なんとなくこの辺ですーと」
という曖昧なお願いに、敏感な感覚で音出してくださった堀場さん。
笑顔に癒されました。ありがとうございました!

作った映像をお渡しして、あたしが舞台に行ったときにはすでに
カッコイイ画角を決めていただいてて、自分が想像してたよりずっとカッコ良くて。
相内さん、ステキです!
流していただいたのは、この映像です。



そしていつも忙しくてごはん食べる暇もないのに
的確な指示をくださる舞台監督、柴田さん。尊敬してます!

さらに、ひまわりホールの中さん。いろんなご無理を聞いてもらった上、
美味しい酒を教えていただきまして、ちゃんと叱ってくださって、
あと一緒に酒飲んでくださって
本当にありがとうございました!

一緒にこのイベント盛り上げてくださった参加者のみなさん、
ステキな出会いがたくさんあって。ほんともう、胸がいっぱいです。

そして何より、ご来場いただいたみなさま。
好い時間を過ごしていただけたか気がかりです。
でもみなさまからいただいたものが、一番、
あたしのこれからの活動のエネルギーになりました。

今後もいろんな作品で、いろんな場で、切磋琢磨していきます。

どうか変わらず、あたたかく見守ってください!

本当にありがとうございました。

さああああああああ!
次は決まってるので!

突っ走ります!









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出演情報

今日、久々の友人から連絡いただきまして

「またやってるよ〜」とのこと。


おいらが二人の仲間と自転車に乗って、知多半島から伊良湖を回って豊橋まで、
美味しいものや絶景をレポートしながら走ってます


なかなか見所いっぱいです。
全国ケーブルテレビなどでご覧いただけます。
違う回では、安田大サーカスの団長さんがレポートしてます、
こちらもおもしろいです。

9月いっぱい、何回も放送してます(笑)

そして情報公開になりました。

超jr.ライト級タイトルマッチ『劇王子』で
作・演出 関戸哲也の、あの名作を上演します。

また、あの人と二人で出演します。

公式サイトは近々できあがるそうなので
またその時にばばんと公開します。

お楽しみに。






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岩井秀人さんワークショップを、・・・・見してもらった

よく、舞台ナカマと居酒屋で呑んでるときに、
この会話をそのまま舞台に上げたらめっちゃ面白い会話劇になるのにねぇと話すことがある。

ただ、それを一旦文字におこして台本にして、その会話を聞いてなかった人に
さあ、これを演ってみて、といってもきっと、その面白さはその時の瞬間にはかなわないだろう。

もしくは違うおもしろさを孕んでいくか。
つまり、完全なる再現は不可能に近い。

たいした内容の話、してないしね。
とりとめもない、というかとっちらかってると言った方が近いか。
ただ、その呑んでるときはおなか抱えて笑えるのもほんと。
とっちらかってるからこその滑稽さ、
ぐだぐだな話の中に見える、人間模様がおもしろいのだ。

そういうのがすきなのです
日常からちょっとずつずれて
いつのまにか呑まれてくシニカルな世界。

あたしはこれまで、日常をベースに描かれる演劇作品に多く関わってきました

フィクションなのに、どこか他人事とまで突き放されない世界。



名古屋演劇教室主催の、岩井秀人さんワークショップに参加(見学だけど)してきました。

「お誕生日のエチュード」から
短編台本へ。

や〜充実した時間でした。魅力的な演じ手さんもたくさんいらしたし。

できれば懇親会で、参加者さんとか岩井さんにいろいろ話聞きたかったけど
自己都合で断念・・・・・くそぅ。

エチュードから台本作品への移行が
多くの俳優にとってなかなかのハードルだなとあらためて実感。

たとえば日常で出会った、一生懸命ゆえに滑稽な場面だったり、
昨日見た芸人さんのトークとか、ドキュメンタリーの感銘とか

その思わず笑ってしまったり共感したり動揺してしまったことを
人にあらためて伝えると、面白くならなかったり難しかったりするのは、
滑稽とか共感とかそういったものが、
「言葉や文字の情報以外」に多いからだろう。か。

つまりは、それは、台本でも同じ。
もちろんおもしろい台本は読んだだけでもおもしろいんだけど、
それは、
文字から、言葉から連想する、
登場人物の挙動だったりリアクションだったり
人となりだったり内側の揺れだったりとか
そういったものを
ト書きではあらわしきれないところまで
自分なりに想像してる瞬間が、多くあるからだろうか。

エチュードとかでぽんぽんと生まれ出る生々しいやりとり、揺れ、
懸命に受け取って返そうとするそういう生っぽさというか。

台本を初見荒立ちで読んだときには確かに掴みかけてたのに
なんだかいざ稽古に入ると、あれ?ってなるのを
感じたことある人っておられるかな。
あ、演劇やってる人で。
稽古を重ねていくうち、シーンが劣化しているように感じるときがあるだろうか。

あたしはある。うん。

表現者はとかく、自分の内側をすんなり簡単にすっかり露出してしまいたがる。
あれ?ってなるときは、たいていそんなとき。

そういったことをいろんなキーワードで自分の中に置いていたけど、
今日もらったものはとても大きかった。


社会性

それは 人それぞれ
だということを
日常ではみんな心得ている

受け取るときも投げるときも探るときも。


文字情報からずれていかないシーンより
意外なズレがこぼれたり 逸れていったり
生臭く現れてるときが

やっぱりすき。

だからかな。あたしは、ハイバイの作品が、
岩井さんの書く、演じる、大切にしてる世界がとてもすきなのです。
というか、そういう角度で楽しんでるのです。
岩井さんの真意に沿ってないかもしれないけど(笑)

違う見方や楽しみ方もきっとあると思うしね。











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出演映画、上映間近。

やっとあったかくなったかと思ったら
明日の雨のあとはまた冬に逆戻りだそうな

さてさて、先日から告知してます
出演映画2本の公開が迫ってますのであらためて。

堤幸彦監督『MY HOUSE』
公式サイト
できたようです

予告ムービーの出鼻は
馴染み深いあの劇場から^^

ちらりとですが役付きで出させてもらってます
知り合いもちらほらでてます

名古屋では、名演小劇場109シネマズで公開されます

もう一本、
横山善太監督『カヲリの椅子』
結構なメインで出させてもらってます。

これは実は
同監督の『幸せな時間』との併映です
名古屋は4/14(土)から伏見ミリオン座にて。

どの作品もとてもステキな映画です

お時間あればぜひ、映画館に足をお運びくださいませ。
















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もうすぐオンエア

予告Movieが公開されてました。

今回、衝撃的なシーンもあって台本も面白い作品になってそうです!

NHK Eテレ
中学生日記 シリーズ「○○にバカヤロー!」3部作第3弾
『見えない顔』

脚本も、あたしが尊敬しているクリエイターさん作。
カメラワーク、照明効果、監督さんの演出、メイクさんの腕。
どれも見ものです^^
現代をちょっとコミカルに、でもちょっとぞっとする風刺で描かれてます。
あたしもちょっと、考えちゃいました。
コミュニケーションや、わかってくれてるだろうという思い込み。

9月30日(金)19:25〜19:55放送、翌週土曜日には再放送があるかな?

ぜひ!ご覧ください。














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